ブドウの栽培管理はブドウ樹の生育に合わせた日々の作業が大切である。
また、ブドウ樹の形状についても世界各地で異なり仕立て方にも各地で特徴がある。
垣根仕立て
フランスのボルドー地方、ブルゴーニュ地方、ドイツ、イタリアなど世界的に広く実施されている
ギヨー・ドゥーブル
長梢2本を左右にとる
ギヨー・サンプル
長梢1本と2芽の短梢からなる
コルドン
主幹から左右に枝を分け、それぞれ2芽の短梢を等間隔にとる
棒仕立て
ドイツのモーゼル地方など急斜面などで栽培しやすい
左右2本の長梢をとり、主幹に添えた棒を中心にハート型にしばる
株仕立て(ゴブレ)
南フランス、スペイン、ポルトガルなど乾燥地で栽培しやすい
主幹部分に短梢を不規則にとる
樹勢の強くない品種に合っている
棚仕立て
日本、イタリア、ポルトガルなどに多くみられる
降雨の多い地域や日差しの強い地域などで用いられる
生食用ブドウに適用される事も多い