ワインと料理のマリアージュなどと聞くと構えてしまう事があります。
接待や会食と言った場面で接待相手(ゲスト側)にワインに詳しい方がいらっしゃると何も話ができなくなってしまった・・・
そんな経験はないでしょうか。
ビジネスマン、ビジネスウーマンであればその様な場面に遭遇する事もあるかと思います。
それだけではなく、知人との集まりや飲みの場で注文したワインのうんちくは分からなくても合わせる料理やマリアージュのコツなどよさらっと語る事ができればかっこいいですよね〜。
今回は数千件の接待サービスの経験とソムリエと言う立場から難しい事は抜きにしてすぐに実践できるワインと料理の合わせかたを3つのポイントと共にご紹介させて頂こうと思います。
目次
- 色で合わせる
- 産地で合わせる
- 温度で合わせる
色で合わせる
ワインは基本的に赤と白そしてロゼ大きくこの3種の色に大別されます。
色で合わせると言う考え方はワインの色と料理の色を合わせると言った考え方です。
例えば
白ワイン×料理
白ワイン×真鯛のカルパッチョ
白ワイン×白身魚のソテー
白ワイン×アスパラガスとキノコ塩麹焼き
白ワイン×鶏むね肉のソテー
ロゼワイン×料理
ロゼワイン×生ハムイチゴ
ロゼワイン×キハダマグロのお刺身
ロゼワイン×ラタトゥイユ
ロゼワイン×サーモンソテー
赤ワイン×料理
赤ワイン×牛ステーキ
赤ワイン×すき焼き
赤ワイン×ビーフシチュー
赤ワイン×ミートスパゲティ
いかがでしょうか。
この様に色と色を合わせる事はさほど難しい事ではありませんし、考えるとかなり沢山の組合せができると思います。
産地で合わせる
その土地に根ざしたワイン(お酒)にはその土地土地で長年育まれた知恵と技術があります。
お住まいの地域ごとに郷土料理がある様にワインの世界でも全く同じ事がいえます。
郷土に根ざした料理との相性も間違いありません。
温度を合わせる
こちらに関しては、赤ワインとステーキだからワインをステーキの温度に合わせてー、、、
とかそう言う事ではなく常識の範囲内で白ワインと暖かい料理を合わせるのであればキンキンに冷えた
白ワインではなく少し早めに冷蔵庫から出しておいて少しだけ温度を上げてあげるイメージです。
赤ワインでも一緒です。
赤ワインは基本的には温度も常温(14度前後)で飲むのが一般的に美味しいとされています。
ステーキやすき焼きと言った暖かい料理と食べるにはベストの温度になります。
しかし、赤ワインと赤身の魚のカルパッチョなど冷たい料理の場合には赤ワイン自体も少し冷蔵庫で冷やしてもさらに料理との相乗効果が期待できるのでお勧めします。
この様に1本のワインをとっても多くの楽しみ方が提案でき、多くの人を引きつける事ができます。
是非皆さんもこの機会にベストなワインと料理の相性を見つけて見てくださいね。