注いだ瞬間にキラキラと輝き出し、多くのワインラヴァーを虜にするシャンパン
数ある魅力と言えば、フルーティな味わいと熟成から織り成される余韻、そして高揚感。
ボトルのデザインもリッチなデザインが多くお祝いに大変喜ばれるプレゼントの代表とも言えます。
今回はそんなプレゼント用シャンパンのご紹介と、開栓時の注意点なども合わせてご紹介させて頂きます。
なお、今回のランキングについては、私が実際にお客様にサーヴした際の反応や感想を元に決めさせて頂いています。
ギフトにおすすめ5選
5位/ヴーヴクリコ・イエローラベル
ヴーヴクリコ社のフラッグシップ的存在。複雑さと力強さを兼ね備えたシャンパン。
オレンジ色の有名なラベルも喜ばれる。
4位/パイパーエドシック キュヴェ・ブリュット
カンヌ国際映画祭にも使用された歴史あるメゾン。果実感とフィネスを兼ね備えた真紅のシャンパン。
3位/ボランジェ スペシャル・キュヴェ
007・ジェームズボンドも愛飲しているシャンパン。
ボトルの形状も他のシャンパンとは違い、世界中にファンの多い味も見た目も『男前なシャンパン』
2位/モエ アンぺリアル
圧倒的シェアを誇るキングオブシャンパン。しなやかさと芳醇さを兼ね備えた素晴らしく調和の取れた味。
1位/ルイ・ロデレール・ブリュット・プルミエ
200年以上の歴史に裏付けされる一線を画したシャンパンメゾン。
『手仕事の芸術』とも称される確かな味わいは、相手への敬意も込めた最高の送りものとなる事間違い無し。
自分へのご褒美に
こちらはどれもプレステージシャンパンです。
結婚のお祝いや還暦など、人生の節目に送られても喜ばれるでしょう。
長期熟成タイプのシャンパンですのでワインセラーなどしっかりと管理できる環境があれば未来への記念にもなります。
シャンパン豆知識
シャンパンとスパークリングワインって違うの?
発泡性のワインは全てシャンパンと思っている方も多い事かと思いますが実は違います。
シャンパンと呼ばれるには厳密な規程があります。
- フランス/シャンパーニュ地方で作られている事
- アルコール度数11度以上
- ヴィンテージ表記のないシャンパン→最低15ヶ月間の瓶内熟成
- ヴィンテージ表記されたシャンパン→最低3年間の瓶内熟成
などなど・・・この様に多くの条件をクリアしたものだけをシャンパンと名乗る事ができます。
ドイツやイタリアにも多くの素晴らしいスパークリングワインがありますがどれも他の呼び方があります。(こちらはまた後日ご紹介します)
シャンパンの扱い方
そんなシャンパンの管理について詳しくみていきましょう。
温度
一般的に冷やして頂ければ問題ありませんが、氷水に漬けるなどの極端な冷やし過ぎは香りが立たなくなる為おすすめしていません
スタンダードタイプ(ノンヴィンテージ):6℃から8℃
プレステージ(ヴィンテージワイン):8℃から12℃
この辺りの温度で調整されるのが楽しめる味わいになります。
飲む少し前に冷蔵庫から出す様に心かけましょう。
開栓
開栓について注意点は以下の3点になります
- ボトルを冷やして溢れるのを防ぐ(シャンパンがぬるいと開栓と同時に泡が溢れてきます)
- コルクの留め金は上から押さえながら慎重に外す
- コルクは一気に抜くのでは無く左右に回しながらゆっくりと抜く
注ぎ方
もちろん発泡性のある飲み物ですから、高い位置からドバドバと注ぐのはNG!!
泡立ちが多い場合は2度に分けて泡が落ち着くのを待って注ぎます。
優しく低い位置からグラスの2/3程度注ぐ様に心がけましょう。
グラスを幾つか準備して色々なグラスで香りの違いを試してみるのも面白いですよ。
最後に一言
いかがでしたか?
贈る側も贈られる側も晴れやかな気持ちになれるシャンパン。
アペリティフからデザートまで様々な料理に花を添えてくれます。
是非皆様のシャンパン選びのお役に立てれば幸いです。