センスフルなボトルが目に飛び込んできて酒屋の冷蔵庫から救出したのはつい先日
自宅の冷蔵庫で約1週間液体を落ち着かせて本日いざ開封
職業病からか買ったばかりの酒はなるべく直ぐに開封するのではなく
清酒なら冷蔵庫で、ワインならワインセラーで数日落ち着かせる様にしている
ワインなら液体中に澱が舞うため落ち着かせる意味もわかるかと思うが日本酒も液体を落ち着かせた方が間違い無くおいしいという全く根拠のない私なりの見解だ
実際はどうかわからない
ヤマノコトブキ フリークス1にはボトルタグがついておりこのように書いてある
泡沫発酵製法??
泡沫(うたかた)を調べると
『水面に浮かぶ泡』『うたかたのごとく消える』
何やら淡く切ない感じのイメージか
ワインで言うところのペティアンみたいなものなのだろうか
楽しみに開封すると
りんごの様な、上白糖の様な何ともチャーミングな香りがしてきた
好きなやつだ
そう思いグラスに注いだ
発泡感もあるため舌奥底に泡と液体が突き刺さる様に今回はフルートグラス(シャンパングラス)で楽しむ事にした
グッとあごを上げて喉に流し込むとシュワシュワとした発泡感が心地よく感じた
りんごや洋梨の香りと共にきめの細かい泡とほんのりとした甘さが素晴らしい
ハーブの様な心地よい苦味が後を追う
レモンを絞った鮮魚のカルパッチョ
真っ赤なトマトを使ったカプレーゼ
冷奴など
比較的さっぱりとした食材とは抜群
フルーツの盛り合わせも相性がいいと思う
余ったらオシャレにカンパリを数滴加えカクテルにしても美味しいだろう
様々な飲み方の可能性を探るのは楽しく癖なのだと思う
機会があれば参加者を募り日本酒でマリアージュコースを堪能できる企画をしてみても面白そうだ
kazuya